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日野 竜太郎
no journal, ,
東日本大震災における福島第一原子力発電所での水素爆発事故を通して、原子力発電所における水素防爆対策の重要性が改めて認識されるようになった。特に、今回の水素爆発は全交流電源喪失状態に陥った想定外の事象であったことから、このような場合でも水素濃度を確実に低減して原子力発電所の安全性を確保できるようにする方策として触媒技術が注目されている。本報告では、シビアアクシデント(SA)時に発生する大量の水素の燃焼・爆発を抑制するための触媒式水素-酸素再結合器PAR(Passive Autocatalitic Recombiner)について、その概要、国内の開発状況、今後の展開等について述べる。